E.オブラスツォワに見出され東欧で演奏活動を開始。オペラデビューはフィレンツェ市立歌劇場「ジャンニ・スキッキ」。フランスでのビゼー「ジャミレ」主演、スペイン、香港での「蝶々夫人」スズキ等、各地にて出演。国内でも東京芸術劇場、新国立劇場などにおいて主要な役を演じている。「カルメン」等オペラの他「第九」などのソリストとしても活躍。2015年岩城宏之音楽賞受賞。「メゾソプラノ地位向上委員会」「ゲキジョウシマイ」などユニークな活動、執筆、翻訳でも注目される。洗足音楽大学講師。

岐阜県関市出身。県立加納高等学校、東京藝術大学卒業。新国立劇場オペラ研修所修了。文化庁新進芸術家海外研修制度にて渡伊。2016年『イル・トロヴァトーレ』マンリーコ役で二期会デビュー。その後、二期会『トスカ』『トゥーランドット』、全国共同制作『アイーダ』『カルメン』等でプリモを務める。今後は、日生劇場『メデア(日本初演)』ジャゾーネ、二期会『ドン・カルロ』表題役で出演を予定。第84回日本音楽コンクール第1位/岩谷賞、第8回静岡国際オペラコンクール三浦環特別賞、岐阜県芸術文化奨励賞等受賞。二期会会員。

名古屋芸術大学卒業。同大学院修了。奨を得て渡伊しミラノで研鑽する。第39回イタリア声楽コンコルソ金賞など入賞歴多数。在伊中に、多数のコンサートやオペラ「アイーダ」ランフィス役、「ラ ボエーム」コッリーネ役で出演。近年は新国立劇場「ホフマン物語」クレスペル、日生劇場「セビリアの理髪師」バジリオ、藤原歌劇団公演「トスカ」アンジェロッティ役で出演しいずれも好評を博す。小澤征爾、秋山和慶、尾高忠明、アルベルト ゼッダ、チョン ミョンフンなど著名な指揮者との共演も多く、「第九」やヴェルディ「レクイエム」などのソリストとしても活躍している。平成24年度愛知県芸術文化選奨「文化新人賞」を受賞。藤原歌劇団団員。

日本大学藝術学部首席卒業。東京藝術大学別科修了。笹川日仏財団の助成により、パリ市立シャトレ劇場に研修留学。オペラ及び歌曲伴奏法を学んだ。その間にフランス国立ライン歌劇場の研修生に日本人として初めて選ばれ、その後同劇場と契約。バロックから現代オペラにいたるまで、様々なプロダクションに参加した。現在は日本各地に於いて多くの著名声楽家と放送、演奏会等で共演している。名古屋音楽大学客員教授、東京藝術大学、日本大学藝術学部及び相模原弥栄高校音楽科講師。