オーケストラ・アンサンブル金沢 第463回定期公演マイスター・シリーズ いま聴きたい音楽家。デュムソー待望の再登場。
フランスの俊英、ピエール・デュムソーが2019年に続いてふたたびOEKの指揮台に立つ。デュムソーはパリ・コンセルヴァトワールで指揮を学び、2017年ワロニー王立劇場オペラ指揮者国際コンクールで最高位を獲得。2021年にはパリ・オペラ座にデビューを果たした新星である。コンサートでもフランス内外で活動の場を広げている。2022年にはフランスの音楽賞ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュジークにおいて、新進指揮者賞を受賞。OEK前芸術監督であるマルク・ミンコフスキのアシスタントを務めた経験を持つ。
今回は20世紀から現代に至るフランス音楽を集めたプログラムが組まれた。現代の作曲家であるブノワ・メニュの「アン・レゾナンス」、ラヴェル「マ・メール・ロワ」、そしてプーランクの「シンフォニエッタ」がとりあげられる。メニュ作品は2013年に世界初演された近作。未知の作品との刺激的な出会いを期待したい。ラヴェルの 「マ・メール・ロワ」で題材となっているのは童話の世界。ラヴェル一流の繊細で色彩感豊かなオーケストレーションが聴きものとなる。プーランクの 「シンフォニエッタ」はビゼーやグノーらフランスの交響曲の歴史を受け継ぐ、軽妙洒脱で詩情豊かな作品だ。デュムソーが県立音楽堂にフランスの香りを届ける。(飯尾洋一:音楽ジャーナスト)
開催日程 |
1 / 28 (土) 開場 13 : 00 開演 14 : 00
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会場 | コンサートホール | ||||||||||||
出演者 | ピエール・デュムソー | ||||||||||||
演奏曲目 |
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料金 |
全席指定(税込)
・未就学児入場不可 ・25歳以下公演前日より半額で予約可(購入時要証明書類) ・公演予定時間: 約100分(休憩あり) ◎イベント割対象公演(各20%割引)※ワクチン3回以上接種歴又は会場での陰性証明のいずれかの提示が必要です。石川県立音楽堂チケットボックス窓口またはウェブでの購入のみとなります。 | ||||||||||||
プレイガイド |
石川県立音楽堂チケットボックス TEL 076-232-8632 チケットぴあ (Pコード: 225-907) ローソンチケット (Lコード: 55437) |
アーティスト情報
- ピエール・デュムソー
指揮ピエール・デュムソー指揮パリ・コンセルヴァトワールにて指揮を学ぶ。2017年ワロニー王立劇場オペラ指揮者国際コンクールで最高位を獲得して以降、フランスのオペラハウスのピットで多くの成功を収めているほか、交響曲の分野ではローザンヌ室内管、リアル・フィルハーモニア・ガリシア、スイス・イタリアーナ管、オーケストラ・アンサンブル金沢、ブダペスト歌劇場などの国外オーケストラとの共演するほか、フランスを代表するオーケストラとのコラボレーションも数多い。とりわけ14~16年にアシスタント・コンダクターを務めたボルドー・アキテーヌ国立管とは、急遽アラン・ロンバールの代役を務めた公演が評論家と聴衆の両方から称賛を獲得して以来、今でも特権的な関係を維持している。2021年5月パリ国立オペラ座にデビュー。2022年、フランス最高峰の音楽大賞ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュジークにおいて、新設された新進指揮者賞を受賞した。
主催・問合せ等
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