台北生まれ。6歳よりヴァイオリンを学ぶ。13歳よりウィーンにて音楽および舞台芸術の高等教育を受け、エドワルド・メルクス、エルンスト・コバチッチに薫陶を受ける。1982年に渡米しドロシー・ディレイに師事。83年ドロシー・スターリング国際ヴァイオリンコンクールで優勝。87年シンシナティ音楽院を卒業後、ジュネーブにてナタン・ミルシテインに師事した。台北市立交響楽団音楽監督、コロンバス交響楽団アソシエート・コンサートマスター、台湾国家交響楽団コンサートマスター、オーストリア放送交響楽団首席ヴァイオリン奏者、国立台湾交響楽団及び香港シンフォニエッタのゲスト・コンサートマスターを歴任。現在、東呉大学准教授、アジアンパシフィック弦楽四重奏団代表、ロンシン・チェンバーオーケストラ及び東呉大学管弦楽団の指揮者を務め、ソリストとしてもアメリカ・オーストリア・香港・台湾で活躍している。

第4回高松国際ピアノコンクールにおいて日本人として初めて優勝、併せて委嘱作品演奏者賞等5つの特別賞を受賞する。これまでに、第40回ピティナピアノコンペティション全国決勝大会G級金賞、コンチェルトB部門第1位。第20回浜松国際ピアノアカデミーコンクール第2位。第7回福田靖子選考会福田靖子賞（第1位）、ショパン国際ピアノコンクール in ASIA アジア大会高校生部門金賞、コンチェルトB部門金賞、コンチェルトC部門銀賞、いしかわミュージックアカデミーIMA音楽賞等を受賞。日本はもとよりイタリア、ポーランド、アメリカなど国内外で数多くのコンサートに出演、またオーケストラと共演する。昭和音楽大学ピアノ演奏家コース、同附属ピアノアートアカデミーに在籍中。江口文子氏に師事。