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オーケストラ・アンサンブル金沢 第411回定期公演マイスター・シリーズ コダーイ&ラヴェル

日々を生きるのだから、理屈や贅沢は言いたくない。黙って前を見つめたい。しかし「心の贅沢」は、どんなときにも忘れたくはない。こういう心の姿勢が好きな人なら1月定期の、この顔ぶれも曲目も、きっと微笑んで眺めているに相違ない。

そうなのだ、この定期の曲目には、クラシック演奏会での作品の登場頻度で、永遠の第1位ベートーヴェンも、恒久の第2位モーツァルトも、激動の第3位バッハもシューベルトもブラームスも(順位は某音楽雑誌調査から)、いないのだ。ハンガリーのコダーイ・ゾルタン(日本と同じ苗字が先の国)と、フランスのラヴェルの2人の作品だ。いずれも華麗な管弦楽法を駆使する「玄人受けする玄人」に数えられるだろう。コンサート・オーケストラのために書かれたコダーイの舞曲は、民族の文化が混然と錯綜する地域の個性を、見事な音のパレットを用意して描き切る。ラヴェルの「両手のピアノ協奏曲」(左手のピアノ協奏曲が有名なので、区別する意味でこう呼ばれる)は精緻なメカニズムと尖端の技法が、斬新な叙情と、不思議な違和感の魅力を奏でる。さらに《マ・メール・ロワ》は、例えば夜中に子供部屋の玩具箱を片付けていて、懐かしい玩具を見つけては、つい手が止まって、心が夢幻世界を羽ばたくような、西欧文化の泉源のひとつが音で綴られる。指揮者もピアニストも、しっかりと地に足の着いた超実力派、頼もしい人選なのだ。他にもコダーイとラヴェルの意外な関連……このあとは、当日の冊子でお話しよう(続きものですね)。(響敏也:作家・音楽評論家)

開催日程
1 / 26 (土)  開場 13 : 15 開演 14 : 00
会場コンサートホール
出演者
【指揮】ポール=エマニュエル・トーマス
【ピアノ】松田華音
演奏曲目
コダーイガランタ舞曲
ラヴェルピアノ協奏曲 ト長調
ラヴェルマ・メール・ロワ(全曲版)
料金 全席指定
SS6,000-
S5,000-
A4,000-
B3,000-
SL1,000-
25歳以下当日券50%オフ(要証明書類)
未就学児入場不可
託児ルームの申込は1/23まで(有料 TEL.076-232-8111)
プレイガイド 石川県立音楽堂チケットボックス TEL.076-232-8632
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アーティスト情報
  • ポール=エマニュエル・トーマス
    指揮
    ポール=エマニュエル・トーマス指揮
    多種多様な芸術家が多く存在するフランスの中でも、新世代の最前線に立っている指揮者の一人。指揮法をジョルジュ・プレートルに学び、パリ国立高等音楽院を卒業。ベルギーのリエージュ王立音楽院にて修士号を取得。2009年オペラ「椿姫」を指揮してデビュー。「カルメン」は30以上の公演を行い、その模様はパリ・プレミア・テレビでライブ放映され、大成功を収めた。2010年からトリノのオーケストラ・クラシカ・イタリアーナの音楽監督をつとめ、2012年からはフランスの名高いマントン音楽祭の芸術監督として、ズッカーマン、フレイレ、クレーメルなど世界的演奏家とともにプロジェクトを行っている。2016年には井上道義OEKを音楽祭に招聘。今回が日本デビューとなる。
  • 松田華音
    ピアノ
    松田華音ピアノ
    4歳で細田淑子に師事、ピアノをはじめる。2002年秋、6歳でモスクワに渡りエレーナ・ペトローヴナ・イワノーワに師事、翌2003年、モスクワ市立グネーシン記念中等(高等)音楽専門学校ピアノ科に第一位で入学。その後多数のコンクールで1位を受賞する。2013年2月、モスクワ市立グネーシン記念中等(高等)音楽専門学校で外国人初となる最優秀生徒賞を受賞。翌2014年6月モスクワ市立グネーシン記念中等(高等)音楽専門学校ピアノ科を首席で卒業。9月、モスクワ音楽院に日本人初となるロシア政府特別奨学生として入学。
主催・問合せ等
主催
  • (公財)石川県音楽文化振興事業団
助成
問合せ
  • 石川県立音楽堂チケットボックス TEL.076-232-8632
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