概要
シューボックス形式

主にクラシック演奏を目的とするシューボックス形式。“シューボックス”という名前は、その形状がくつ箱に似た長方形であることに由来するもので、1781年に完成したライプツィヒのゲヴァントハウスが起源であると言われています。側方の反射音が多く、豊かな響きを生み出すのが特徴。クラシック音楽のコンサートホールとしては最も優れた形の一つとされ、ウィーンのムジークフェライン、アムステルダムのコンセルトヘボウなど、有名なオーケストラが本拠地とするホールに多く採用されています。
ホール構造
ホールの主階は2階とし、4階までの三層構造になっています。客席は1階席、2階席、2階バルコニー席、3階席、3階バルコニー席から構成され、その中には車いすスペースも含まれています。また、JR金沢駅に面した1階エントランス/バーコーナー、クローク、ホール・ホワイエを備えた2階エントランス、3階ホワイエなどの設備は、ゆったりとコンサートを楽しめる環境を演出してくれます。
形状 | シューボックス形式 |
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残響時間 | 1.8~2.2秒(満席時) |
ホール面積 | 6971平方メートル |
客席 | 合計 1560席 (うち障害者席8席) 1階席:704席(車いすスペース「障害者席」8台分 含む) 2階席:414席(うちバルコニー122席) 3階席:442席(うちバルコニー134席) |
パイプオルガン | 69ストップ ドイツ カール・シュッケ社製 |
楽屋 | 洋室10室(個室6室、小楽屋1室、中楽屋2室、大楽屋1室) 一部楽屋にピアノ、トイレ、シャワー / 各部屋に姿見、テレビモニター付 |
関係設備 | バーコーナー、クローク、ホールホワイエ、シャワー室など |